各会社の格付けは大事?

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各会社の格付けは大事?

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「保険会社の格付けは大事か」と言われれば、そうでもありません。

でも経済紙等で年に1回は掲載されるこの特集は、どうして人気なのか?
それは単に、「AAA」「AA-」「BB+」等、誰にでも解りやすいからです。

 

このスコアは簡単に言えば、「保険会社の財務力」を表したものです。
また、私達が加入している保険契約という「債務」に対する、
弁済能力とも解釈できます。
こういう力が、格付け会社が専門的な調査に基づいて発表されています。

 

 

格付けを気にしなくていい理由

@格付け会社が各会社に対し、
「こちらの会社を格付けして良いですか?」 と持ちかけた場合、
「はいどうぞ」と言われないと格付け出来ません。
いわば許可制です。

 

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財務力が小さい会社は、
評価が落ちるというリスクを避けるために断ります。
逆に財務力や今後の成長性にに自信がある会社ほど、問題ありません。
ですからたとえ「BBB」より下のランクであっても、
全世界的に危ない会社というふうには、とても言えないのです。

 

しかも保険会社というものは、概して大企業です。
色んな業種の会社が世界にありますが、特に漢字表記の会社の蓄えは莫大で、
各保険会社は、極めて安全性の高い金融商品にばかり、投資する傾向です。

 

顧客の信用に応えることが、これほど重視される業種も、そう無いです。

 

 

A誰もが一目でわかるスコアであらわされる格付けですが、
これだけに振り回されるのは、極めて危険です。

 

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保険会社の健全性を表す数字は、他にもいくつもあります。
・ソルベンシーマージン比率
・企業規模
・成長性等
・基礎利益や経常利益が高いかどうか・・。
これらを総合的に判断しないと、
経営の健全性を評価するには、十分とは言えません。

 

またどうせ気にするなら、「責任準備金組入率」にして下さい。
保険会社の主たる収入は、私達が支払う保険料です。
保険料のグロスのうち、どれだけ責任準備金をプール出来るか、その率です。

 

責任準備金は、以下のような将来生じる債務

  • 死亡保険金
  • 医療給付金
  • 年金
  • 満期金

等に備えて、保険業法で義務付けられている積立金です。
この準備金を使いこんで、組入率が低くなっている保険会社は、
経営が悪化しています。

 

 

格付けを気にして欲しい契約

養老保険や年金保険等、資産価値を目的とした保険に契約する場合は、
格付けスコアは気にした方がいいですね。
掛け捨てや医療保険であれば、気にしなくて結構です。

 

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保険会社が破たんした場合、
「生命保険契約者保護機構」の救済はあります。
でも保証されるのは、対象保険会社の責任準備金の90%で、
個々の満期金や年金の90%ではありません。
掛け捨て保険や医療保険も入れて全部の90%ですから、損は免れませんよ。



 

 

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